12月末は株主優待の権利日になる銘柄が少なからずあります。
一方で、年末年始の休日のために、逆日歩日数が長くなります。
このため、一般信用売りでクロス取引をする人が増え、権利日のかなり前から一般信用売り残高の争奪戦が繰り広げられるようになりました。
目次
2021年12月末日権利日
今年は逆日歩日数が4日になります。
不二家 (2211)
100株
優待券500円券×6枚
一般信用 GMOクリック証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり3.25円、100株で325円 株不足148,900株)
アウトソーシング (2427)
100株
QUOカード1,000円分
一般信用 SBI証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり0.25円、100株で25円 株不足390,100株)
日本マクドナルドHD (2702)
500株
優待食事券5冊
一般信用 カブドットコム証券、GMOクリック証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり6円、500株で3000円 株不足1,030,900株)
アルペン (3028)
100株
優待券2000円分
一般信用 カブドットコム証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり3.25円、100株で325円 株不足136,200株)
CARTA HOLDINGS (3688)
100株
1000円相当のギフトコード
一般信用 SBI証券
逆日歩1株あたり0.5円、100株で50円 株不足67,100株
サカタインクス (4633)
100株
クオカード500円分
一般信用 松井証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり0.25円、100株で25円 株不足32,800株)
CIJ (4826)
100株
クオカード500円分
一般信用 日興証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり0.25円、100株で25円 株不足32,600株)
ライオン (4912)
100株
新製品ご紹介セット
一般信用 GMOクリック証券
(制度信用だった場合:株不足にならず)
ポーラ・オルビスホールディングス (4927)
100株
優待ポイント 15ポイント(端株戦略が有効なら35ポイント)
一般信用 GMOクリック証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり0円、100株で0円 株不足64,500株)
端株戦略の結果次第
INPEX (1605)
800株
クオカード2000円分
一般信用 松井証券+楽天証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり3円、800株で2400円 株不足2,293,300株)
長府製作所 (5946)
100株
クオカード2000円分
一般信用 日興証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり2.75円、100株で275円 株不足28,500株)
空クロス
岡部 (5959)
200株
クオカード500円分
一般信用 松井証券
(制度信用だった場合:逆日歩1株あたり1.25円、100株で125円 株不足80,000株)
結果からの所見
今年は、すかいらーくとブロードリーフの逆日歩が少額で済みました。
すかいらーくに関しては、増資による株式増加の影響で、今後も逆日歩が限定的になる可能性が高いのではないかと見ています。
ブロードリーフに関しては、昨年の逆日歩が高額で制度クロスが赤字になったことと、手間のかかるTOYOTA WALLETになったことで、制度クロスをする人が減ったことが要因だと考えています。
今回は端株戦略の結果に注目しています。