株主優待

株主優待の廃止改悪 2019年

本記事では2019年における株主優待の廃止・改悪を扱いました。

2020年における株主優待の廃止・改悪は以下の記事を参照してください。

記事:株主優待の廃止改悪 2020年

 

 

 

ガラバゴス的な日本独特の株主還元方法として、株主優待があります。

株主優待は、個人投資家にとってはメリットがありうる制度ですが、経営陣の意向だけで終了してしまうこともあります。

そこで、この記事では、廃止か大幅改悪 が発表された株主優待を書き留めておきます。

 

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はじめに | 廃止されやすい株主優待

株主優待の中にも廃止されやすいものと、廃止されにくいものがあります。

私が考える廃止されやすい条件を挙げてみます。

最も廃止リスクが高いと考えるのは、「QUOカード」「不動産業」「業績悪化」のコンボが重なった時です。

また、株主優待制度の改悪のあとに廃止というパターンもあります。

 

(1) 金券優待

QUOカード優待は額面そのものがコストになりますし、広告効果も低いため。

 

(2) 不動産業

財閥系、鉄道系以外の大手でない不動産銘柄の株主優待は廃止されやすいです。

 

(3) 業績悪化

業績悪化した場合は、コスト削減のために、株主優待廃止のリスクが高くなります。

 

(4) 東証一部昇格後

東証一部昇格の条件に株主数があり、そのために株主優待を新設して株主数を稼いだあと、目的が達成されると廃止するケースがあります。

ただし、株主数の条件は昇格後も満たしておく必要があるので、株主数に余裕がないと、廃止リスクは低くなります。

 

(5) 高額優待

優待にもコストが必要ですので、高額優待は改悪の可能性が高くなります。

 

(6) 大株主の売却後

大株主の大型売却を容易にするための株価維持に、株主優待を利用しないとも限りません。

 

(7) TOBによる上場廃止

特に親子上場の場合はTOBの可能性が少なからずあります。

 

 

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琉球銀行 (8399) | 廃止

2019年12月27日発表

消滅産業と言えなくもない地方銀行での株主優待廃止は仕方ないです。

同時に、定時株主総会でのお土産配布取止も発表されています。

 

■株主優待(廃止前)
100株以上
株主優遇定期預金作成優待券

 

 

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ヤマザワ (9993) | 継続保有が追加

2019年12月26日発表

近頃の傾向である継続保有が優待獲得条件として追加されました。

半年以上の継続保有が必要となります。

株主優待の内容の変更はありません。

 

 

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パルコ (8251) | TOBによる上場廃止

2019年12月26日発表

親子上場であったのが、TOBによる上場廃止に伴う株主優待廃止という定番パターンです。

2020年2月は実施されません。

個人的にも、保有していて、継続保有特典も貰っていました。

 

■主な株主優待(変更前)
買物優待券(1,000円)
100株以上 1枚
500株以上 2枚
1,000株以上 4枚
5,000株以上 8枚
10,000株以上 12枚

3年以上の長期保有で1枚追加

 

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スノーピーク (7816) | 一部廃止

2019年12月25日発表

自社製品購入権が廃止になり、15%クーポンは継続されます。

 

■株主優待(変更前)
①優待券(15%割引)
100株以上 1枚
300株以上 2枚
1,000株以上 3枚
②自社限定製品購入権

■株主優待(変更後)
優待券(15%割引)
100株以上 1枚
300株以上 2枚
1,000株以上 3枚

 

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RS Technologies (2579) | 廃止

2019年12月18日発表

廃止されやすい高額クオカード優待でした。

業績は悪くはなかったのですが、廃止となりました。

 

■株主優待(変更前)
3000円相当のクオカード

 

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コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス (2579) | 廃止

2019年12月16日発表

有名・人気の株主優待が廃止になります。

2019年12月末日は代替策がとられますが、これ以降は廃止となります。

廃止になりにくい銘柄だと見ないしていたので、今回の廃止は予想外でした。

 

■株主優待(変更前)
株主優待ポイント付与
100株以上 45ポイント
500株以上 60ポイント
1,000株以上 90ポイント
5,000株以上 180ポイント

※1ポイント60円相当のコカ・コーラ社製品詰合せ等と交換。
※3年以上継続保有で、100株以上500株未満で75ポイント、500株以上1,000株未満で105ポイント、1,000株以上5,000株未満で150ポイント、5,000株以上で300ポイント

 

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ダイドーグループHD (2590) | 改悪

2019年12月16日発表

定番の長期保有が条件になる改悪です。

 

■株主優待(変更前)
100 株以上
1月 20 日 3,000 円相当の当社グループ商品詰め合わせ
7月 20 日 3,000 円相当の当社グループ商品詰め合わせ

 

■株主優待(変更後)
100 株以上
1月 20 日 半年以上保有 6,000 円相当の株主優待品
7月 20 日 5年以上保有 記念品

 

「毎年1月 20 日とその前年の7月 20 日の当社株主名簿に 100 株以上の保有が、同一株主番号で連続して記載」

との説明があるので、単純な端株戦略ではダメな可能性が高いです。

 

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ブラス (2424) | 改悪

2019年12月13日発表

 

■株主優待 (改悪前)
100株以上
・全国の当社店舗でご利用いただける披露宴割引券10万円分
・株主様向け食事会へ特別価格でご招待
・クオカード 1,000円分

 

■株主優待(改悪後)
半年以上の保有が条件
100株以上
・全国の当社店舗でご利用いただける披露宴割引券10万円分
・株主様向け食事会へ特別価格でご招待
200株以上
・全国の当社店舗でご利用いただける披露宴割引券10万円分
・株主様向け食事会へ特別価格でご招待
クオカード 1,000円分

 

クオカード取得には100株から200株の保有が必要になりました。

優待取得のためには半年以上の保有が必要になりました。

優待取得のために一定期間以上の保有が必要になるのは最近の傾向です。

 

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土木管理総合試験所 (6171) | 廃止

2019年11月15日発表

■株主優待 (廃止前)
100株 信州そば
500株以上 長野県産米1kg
1000株以上 カタログギフト2,000円相当
2,000株以上 カタログギフト3,000円相当

一応は増配とセットの株主優待廃止です。

 

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中京医薬品 (4558)  | 廃止

2019年11月11日発表

■株主優待 (廃止前)
自社取扱商品
300株 2,000円相当
500株 3,000円相当
1,000株 5,000円相当
5,000株以上 10,000円相当

借金もあり、たこ足配当だったので、株主優待の廃止もやむなしといったところです。

 

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ティア (2485) | 廃止

2019年11月8日発表

■株主優待 (廃止前)
お米
100株 3kg
1000株 5kg
3,000株 10kg

 

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JCU (4975) | 廃止

2019年11月1日発表

株主優待の廃止と同時に、増配と自社株買いを発表しています。

カタログギフトなので、廃止されやすい傾向にあります。

 

 

■株主優待(廃止前)
カタログギフト
100株 2,500円相当
800株 5,000円相当
4000株 10,000円相当
8000株 15,000円相当

 

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日本フイルコン (5942) | 改悪

2019年10月1日発表

最近の傾向である、継続保有特典に関する変更です。

 

■株主優待内容 (変更前)
11月末日権利日
●100 株以上
・1年未満 500 円相当の QUO カード
・1年以上継続 ワイン1本
●1,000 株以上
・1年未満 1,000 円相当の QUO カード
・1年以上継続 ワイン1本(限定品)

■株主優待内容 (変更後)
1年以上継続保有必須
100 株以上 500 円相当の QUO カード
200 株以上 ワイン1本
1,000 株以上 ワイン1本(限定品)

 

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稲畑産業 (8098) | 改悪含む変更

2019年9月30日発表

最近の傾向である、継続保有特典に関する変更です。

改悪と拡充が混ざっています。

 

■株主優待内容 (変更前)
9末日権利日
QUO カード
〇100株以上
3 年未満 1,000 円分
3 年以上 2,000 円分

■株主優待内容 (変更後)
9月末日権利日
QUO カード
●100 株以上
6月未満 500 円分
3年未満 1,000 円分
3年以上 2,000 円分
●200 株以上
6月未満 500 円分
3年未満 1,000 円分
3年以上 2,000 円分

●300 株以上
6月未満 500 円分
3年未満 3,000 円分
3年以上 5,000 円分

2019 年9 月30 日現在(基準日)の優待品の贈呈は現制度で実施されます。

 

端株は既に持っていて、端株戦略が有効か確認したいと思います。

端株戦略が有効な場合は、拡充になる300株クロスを狙いたい銘柄になります。

 

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日本ギア工業 (6356) | 廃止

2019年9月25日発表

2019年9月末日を最後に株主優待制度が廃止されます。

以前に改悪があり、改悪⇒廃止のパターンです。

 

■株主優待内容(廃止前)
3月末、9月末
200株以上 QUOカード1000円

 

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日本フォームサービス (7869) | 廃止

2019年8月28日発表

2018年9月で最後で、2019年9月は実施されません。

業績不振+QUOカードの廃止パターンです。

 

■株主優待内容(廃止前)
9月末
100株以上 QUOカード2000円

 

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エストラスト (3280) | 改悪

2019年8月19日発表

2018年1月に継続保有1年が条件に加わる改悪を行いましたが、今度はクオカードの減額です。

不動産業+クオカード優待の組み合わせなので、改悪・廃止リスクが高かったといえます。

 

■株主優待内容

(変更前)
100株以上 1年以上 クオカード2000円分

(変更後)
100株以上 1年以上 クオカード1000円分

 

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ユニゾホールディングス (3258) | 廃止

2019年8月16日発表

HISの敵対的TOBい対抗して、サッポロ合同会社によるTOB成立を条件とした上場廃止に伴う株主優待廃止です。

これ以前にも、株主優待改悪や増資を行っており、株主重視と断言できない点も見受けられました。

 

■株主優待内容

100株以上
3年未満 ①
3年以上 ①+③

1000株以上
3年未満 ①+②
3年以上 ①+②+③

①株主優待券(10枚)
②プレミア優待券(プレミアシルバー)(2枚)
③長期保有プレミア優待券(プレミアゴールド)(2枚)

 

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オープンハウス (3288) | 廃止

2019年8月14日発表

不動産業の高額QUOカード優待という事で、廃止リスクは高かったですね。

継続保有特典があっても、廃止されるときは廃止されます。

今のところ業績は悪くありません。

 

2019 年9月 30 日を基準日とする優待の実施をもって廃止

 

■株主優待内容
①または②のいずれか
①自社仲介またはグループ会社が販売する住宅購入時に下記金額をキャッシュバック
②クオ・カード

100株以上 継続保有
3年未満:①10万円 ②3,000円分
3年以上:①30万円 ②5,000円分

 

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