東証リート銘柄のフロンティア不動産投資法人 (証券コード: 8964)の増資の考察です。
増資・売出とは何か不明な方は、
記事:公募増資・売出の基本戦略について
をご覧ください。
価格決定日: 2019/8/28-9/2
事前考察
株価 454500 (19/8/16 終値)
共同主幹事:日興、大和、野村
引受人:みずほ、東京東海、三菱
発行口数: 21,900 口
オーバーアロットメント: 1,100 口
現在の発行済投資口総数:496,000 口
割引率は2.5%~5.0%
- ネットからは、日興、大和、みずほから申込できます。
- 権利付日をまたぎません。
- 1口株価が40万円を超えていますので、手数料負けの可能性は低いです。
- リートの増資なので安心感はあります。
- 新株が発行済投資口総数の4-5%なので、つなぐ際の逆日歩は高くはならないと見込んでいます。
- 枚数自体が少ないので、配分がある確率は低いと考えています。
株主優待クロス取引の日程とモロに被っているのが難点です。
配分される確率が低いと見込んでいるので、株主優待クロス取引で資金が余れば参加します。
PO結果
発行価格(割引率):443,625 (2.50%)
受渡日:9/5
リート増資ですし、地合いも悪くなく、枚数も多くなかったので、発行価格を割ることなく終了しました。
イオンリートの増資と似たような展開になりました。
値がさ株だけに、配分があった人はまとまった儲けになりましたね。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 株不足 | 逆日歩 | ||
8/28 | 454,500 | 456,000 | 453,000 | 455,000 | 株不足ならず | 0 | 価格決定日 |
8/29 | 456,500 | 462,000 | 456,000 | 461,000 | ▲545 | 10 | |
8/30 | 461,000 | 462,000 | 458,000 | 458,000 | ▲611 | 10 | |
9/2 | 457,000 | 461,000 | 457,000 | 458,000 | ▲887 | 10 | |
9/3 | 456,500 | 457,500 | 454,500 | 454,500 | ▲1,015 | 10 | |
9/4 | 452,500 | 455,500 | 451,500 | 454,000 | ▲1,142 | 30 | |
9/5 | 454,500 | 458,500 | 453,000 | 454,500 | 受渡日 |
抽選結果
日興証券:不参加
大和証券:補欠当選 ⇒ 繰上ならず
みずほ証券:不参加