エヌリンクス (JQS/6578)の立会外分売に関する考察です。
立会外分売とは何か不明な方は、
記事:立会外分売の基本戦略について
をご覧ください。
2018/10/30(火)~11/2(金)予定
事前考察
株価 2623 (18/10/26 終値)
分売枚数は1180枚。発行株式数の約5%。
制度信用売りは不可。カブドットコム証券で一般信用は不可。HYPER空売りは不可。
配当は出していない。株主優待は無し。
2018年8月にも立会外分売を実施しています。
記事(旧ブログ):【立会外分売】 エヌリンクス (JQS/6578) 8/24~8/29予定
その時の考察が、今回もほぼ同様に当てはまります。
東証2部昇格条件を立会外分売を名目上の理由にしていますが、実質上の理由は2018年4月のIPOでの90日ロックアップ解除後の売りだと推測しています。
出来高は少しはあるのですが、板が薄いので、売りが多いと大きく崩れる可能性が少なからずあります。
前回の立会外分売では、当日は分売価格と同値で始まっています。
分売価格を上回る展開もあったのですが、終値では分売価格以下になっています。
今回は前回の倍ぐらいの分売枚数になっていて、しかも地合いも良くないので、これから好条件が出てこない限り参加を見送るのが無難だと考えています。
前日考察
終値は2311円(売気配2337円、買気配2302円)で、分売価格は2241円(割引率3.0%)となりました。
前営業日から312円 (11.89%)も下げています。
一応は、当日の朝に米国株・日経先物・朝8時ごろの気配を確認はします。
しかし、地合が悪いのは相変わらずですので、無理する必要はないという考えは変わりません。
結果
分売実施日 2018/10/30
前営業日終値 2,311円
分売価格(割引率) 2,241円(3.02%)
始値 2,197円
高値 2,231円
安値 2,065円
終値 2,222円
今日は比較的に地合が良かったにもかかわらず、分売価格を上回ることなく終わってしまいましたね。
抽選結果
いずれの証券会社からも参加していません。