日本特殊塗料 (証券コード: 4619) の立会外分売の考察です。
立会外分売とは何か不明な方は、
記事:立会外分売の基本戦略について
をご覧ください。
実施予定日: 2020/3/26(木)~3/30(月)予定
事前考察
株価 903円(20/3/19 終値)
市場:東証一部
分売枚数は2928枚。発行株式数の約1%。
制度信用売りは可能。カブドットコム証券で一般信用は可能。HYPER空売りは残りわずか。
配当は3月と9月。株主優待は無し。
通常であれば、そこそこの板・出来高があるので参加に問題ない立会外分売であります。
しかし、今の地合いでは、3000枚近くの分売枚数は強い売り圧力になりえます。
前日に空売りを入れる場合は、分売中止リスクと当日の株価急騰リスクも念頭に入れておく必要があります。
当日の朝8時ごろの気配を確認して参加するか決めるのが1つの方針です。
少ない枚数だけ空売りを前日に入れて、それとほぼ同数を立会外分売で取得するのが2つ目の方針です。
いずれかの方針で臨む予定です。
前日考察
前営業日終値:782円(売気配 798円、買気配 781円)
分売価格 (割引率): 759円 (2.94%)
株不足:27,600株
前日、前々日と日本株が急騰したので、反転の可能性には注意を払う必要があります。
ただし、この銘柄自体は、ここ2日間での急騰は無く、前日は6.57%下落しています。
分売枚数対して、株不足はそれほど多くはありません。
割引率は3%近くあるのですが、総合的に条件はさほど良くはないために、当日の朝8時ごろの気配を確認しての判断となります。
立会外分売結果
分売実施日 2020/3/26
前営業日終値 782円
分売価格 (割引率) 759円 (2.94%)
始値 782円
高値 800円
安値 772円
終値 783円
分売枚数は少なくなかったのですが、意外と多くの買いが入っていました。
前日までに株価が下落していて、高配当株の権利日前日という要因が大きかったのかもしれません。
管理人の抽選結果
SBI証券:当選
楽天証券:当選
松井証券:落選
マネックス証券:当選
ライブスター証券:不参加
マルサントレード:不参加
野村証券:不参加