東証JASDAQスタンダード銘柄のニッポン高度紙工業 (証券コード: 3891) の立会外分売の考察です。
立会外分売とは何か不明な方は、
記事:立会外分売の基本戦略について
をご覧ください。
実施予定日: 2019/5/24(金)~5/29(水)予定
事前考察
株価 1260円(19/5/20 終値)
分売枚数は5000枚。発行株式数の4-5%。
制度信用売りは可能。カブドットコム証券で一般信用は不可。HYPER空売りは不可。
配当は3月と9月。株主優待は無し。
分売枚数に対して、板・出来高は物足りないです。
しかし、制度信用で空売りは可能で、本記事作成時(5/20)には株不足になっています。
また、空売り可能ということもあり、5月20日はマイナス195円(-13.40%)と大きく売り込まれています。
参加の判断は前日の株不足の状況を確認してからになります。
前日考察
前営業日終値:1172円(売気配1187円、買気配1172円)
分売価格 (割引率):1131円 (3.50%)
株不足:44,000株
割引率が3.5%あるのは好材料です。
一方で、立会外分売発表から株価が下落したわりには、株不足が増えていません。
ある程度の参加はするつもりですが、株不足が増えていないのは不安材料なので、当日の朝の様子を確認してから申込枚数の量を判断します。
立会外分売結果
分売実施日 2019/5/24
前営業日終値 1,172円
分売価格 (割引率) 1,131円(3.49%)
始値 1,098円
高値 1,128円
安値 1,083円
終値 1,115円
株不足も増えず、地合いも悪かったため、赤字案件となりました。
分売枚数が多く、空売り可能な立会外分売で、このパターンが最近は多いですね。
管理人の抽選結果
SBI証券:不参加
楽天証券:当選
松井証券:当選
マネックス証券:落選
ライブスター証券:落選
マルサントレード:不参加
野村証券:不参加
これだけの分売枚数でも、かならずしも配分があるとは限らないですね。